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睡眠時無呼吸症候群(SAS) ~放っておくと大変なことに…~

No.24|2003年7月4日

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)をご存知ですか?

これは睡眠中に何度も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。大きないびきや起床時の頭痛、夜間の呼吸停止、日中に強い眠気がさすなどの症状があります。

人口の1~2%の方にこの病気があるといわれています。特に成人男性では3~4%の有病率があり、放っておくと高血圧や心臓循環障害、脳循環障害などに陥るといわれています。日中の眠気のために仕事に支障をきたしたり、居眠りによる事故の発生率を高めたりなど社会生活に重大な悪影響を引き起こす危険があります。

しかし、検査方法も治療方法も確立されておりますので、適切に検査・治療を行えば決して恐ろしい病気ではありません。

SAS  ヒロオカクリニックでは患者様のご要望から、昨年より自宅での簡易睡眠ポリグラフ検査を実施し、ご好評をいただいております。この検査では眠っているときの体位、呼吸停止の回数、血液中の酸素濃度などを測定します。予約日にクリニックに来院していただき、ビデオを見ながら装着方法を説明いたします。
 入眠する際、実際に装着していただき、2~3日間自動的に機械が作動します。返却後約1週間で結果がわかりますので、再度来院していただきます。当院では、フクダ電子株式会社製携帯型ポリグラフ装置を使用して検査を行っています。検査には保険が適応され、1回600円×患者様の健康保険負担割合+再診料となっております。 LT200
スリープテスタLT-200

睡眠時無呼吸症候群の可能性の有無を調べる簡単な指標があります。

Epworh Sleepiness Scale (ESS)という問診方法で、下記に紹介いたしますが、点数の合計が11点以上であれば、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。気になる方は早めに医師の診察を受けてみてはいかがでしょうか?

 

看護師 作間

 

Epworh Sleepiness Scale (ESS)

      0点:決して眠くならない1点:まれに眠くなる2点:時々眠くなる3点:眠くなることが多い

 

状況 点数
①座って読書をしているとき 0 1 2 3
②テレビをみているとき 0 1 2 3
③人がたくさんいる場所で座って何もしていないとき(例えば会議や映画鑑賞中) 0 1 2 3
④車に乗せてもらっているとき(1時間くらい) 0 1 2 3
⑤午後横になって休憩しているとき 0 1 2 3
⑥座って誰かと話をしているとき 0 1 2 3
⑦昼食後,静かに座っているとき 0 1 2 3
⑧運転中,渋滞や信号待ちで止まっているとき 0 1 2 3
合計  

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