トピックス

在宅持続的陽圧呼吸療法(CPAP) ~無呼吸症候群の治療です♪~

No.25|2003年10月18日

前回のトピックスでは睡眠時無呼吸症候群(SAS)と簡易型睡眠ポリグラフ検査(スリープテスタ)の紹介をさせて頂きました。検査を開始して以来、現在までに42名の患者様に御利用いただいております。測定された方の中には、睡眠中10秒以上呼吸が止まっている状態(無呼吸)が1時間あたり平均5回以上あったり、90%以上に保たれていなければならない血液中の酸素濃度が60%にまで低下している方、無呼吸と酸素濃度の低下が一晩に100回以上ある方など、驚きの結果が得られました。

 

簡易型睡眠ポリグラフ検査で、低酸素と無呼吸の回数が1時間あたり平均40回以上ある方は、「睡眠時無呼吸症候群」という病名がつき、健康保険の適応となります。

 

CPAP  現在最も有効な治療法として、「在宅持続的陽圧呼吸療法(CPAP:シーパップ)」をお勧めしております。CPAP療法は、何らかの原因で発生する気道閉塞に対して、着用した鼻マスクから空気を送り込み、圧力をかけて気道が閉じないようにする治療法です。CPAPの効果により無呼吸や酸素不足は解消され、睡眠時無呼吸症候群が招く高血圧や狭心症・心筋梗塞といった循環器の病気も予防することができます。しかし睡眠時無呼吸症候群の原因に対する根本的な治療ではありませんので、併せて耳鼻科的原因の疑われる方は専門医への受診をお勧めしたり、肥満による気道の閉塞が疑われる方にはダイエットの指導等も行っております。

 

現在までCPAPをお使いになられた方は12名にのぼりますが、過度の飲酒をされてお休みになる方や、マスクの不快感により熟睡できない方を除き御愛用いただいております。中には、今までダメ社員といわれていたのに、急に出来る社員になったと会社で誉められた方もあり、こちらまで嬉しくなってしまいました。

 

今後も、御使用になる患者様の睡眠の質を向上させることを目標に取り組んでゆきたいと思います。

 

看護師 作間

 

在宅持続的陽圧呼吸療法:CPAP患者様御負担

◆ご購入の場合:40万円+備品料+消費税

◆リースの場合:月額14,600円×健康保険割合+受診料

※ご購入の方もリースの方も、月1回外来受診し血圧測定を行い、設定圧の確認、機械の状態等を報告する義務が生じます。

トピックス一覧に戻る