人は見かけによらない!?

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 じだんだ踏んで悔しさのあまり頭突きに及んだジダン問題は、結局玉虫色の示談のような結末です。ところでジダンは何を言われて激昂したのでしょうか…?

FIFAの信頼できない筋からの情報が漏れ聞こえてきました。

 

マテラツイが言ったせりふとは…

「お前の母ちゃんデベソ!」

さらに続けて…

「姉ちゃんもやっぱりデベソ!」

 

この話、信じられる??

 

 

 さて、このコラムでは最近マスコミで目にすることの多いメタボリックシンドロームついてお話します。人は元気に仕事をこなし、体のどこにも痛みや不快なところがなく食事はおいしく快便、快眠で生活していると健康的という事になりますが、ある日を境に ”何とか病、何とかシンドローム” という病人にさせられてしまうことがあります。医学者たちの英知を絞った学会が血糖値や血圧の正常値を数ミリ下げた治療ガイドラインの発表を行うと、翌日から日本中の医療機関で一気に数十万~数百万人の糖尿病患者や高血圧患者が増えてしまい、それに引っかかった人は 「えっ俺って病人なの、まじ?」という事になります。厚生労働省が先ごろ発表したメタボリックシンドロームの状況をみると、わが国の40~74歳の男性の1/2人、女性の1/5人がこのシンドロームだというのです。新しい概念をメディアを総動員して浸透させている裏には、国民医療費の削減を目論む厚労省が生活習慣病の源流となるメタボリックシンドロームを自己責任で早期予防にくい止めるという思惑があるようです。

 

 

 日本は世界一の長寿・健康国だと思っていたら、何やらわけのわからないカタカナ病が政治主導?で溢れていたわけです。高血圧、高脂血症、糖尿病の薬物治療中でイソジンガーグルをウィジンソンギャル、水虫薬のマイコスポールをマルコポーロ軟膏と言ってしまう慌て者のAさんが早速、新聞記事を見て 「先生! メトロポリスシンドバットを調べてくれ。」 とやって来ましたが、「調べるまでもなく、あんたは正確に言うと正真正銘のメタボリックシンドロームの患者だ。」 と言うと 「ずいぶん多いんだってね、俺もその一人か。」 と安心?していました。メタボリックシンドロームは腹囲が85㎝以上、女性90㎝以上で3つの項目(血中脂質、血圧、血糖)のうち2つ以上の項目に該当する者となっています。血圧は130/85㎜Hg以上、中性脂肪150mg以上、HDLコレステロール40mg以下、空腹時血糖110mg以上となっていますが、採血前日に飲食が過ぎるとあっという間にこの値を超えますし、中性脂肪はアルコール、カロリーを減らし、2週間ばかり積極的に運動すると基準値に戻ります。ストレスの多い現代人で血圧が安定して130/85㎜Hg未満の人は少なく、外来での血圧は降圧剤を飲んでいてもこの値を超えている人が圧倒的に多いのです。すなわちこれらの項目は変動が多く、固定された”病気”とするには矛盾が多く、一時的に何らかの理由で基準値を越えた現象の一つと捉えた方が理解しやすいのです。クレイジーキャッツやドリフでは最も腹囲が大きい人が元気に頑張っています。食事・運動などの生活習慣の改善は重要ですが、安易に広告に踊らされ、健康食品産業のカモにならないようにしましょう。

 

 

理事長 弘岡泰正

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