企業の健康診断の時期はいつが望ましいのか

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企業は従業員の健康診断をいつ実施するのが望ましいのでしょうか。

企業は従業員に対し年1回以上、健康診断を実施しなければならないのですが、法律は実施時期を指定していません。そのため、いつ実施してもよいことになっています。

では企業の健康診断担当者は、何を基準に実施時期を決めたらよいのでしょうか。

おすすめの1つが、医療機関が比較的空いている時期です。例えば4、5月は、他の月と比べて企業の健康診断の件数が減るので、医療機関も対応しやすくなります。

この記事では、健康診断の日程の決め方について考えていきます。

健康診断を行っている医療機関とは

健康診断の形態はさまざまで、クリニックや病院などの医療機関で行うこともあります。

健康診断を行っている医療機関はその案内を出しているので、企業の健康診断担当者は簡単にその医療機関を調べることができるでしょう。

本社や営業所や工場などの近くにある医療機関に健康診断を発注すれば、従業員が受診しやすいでしょう。

企業の健康診断担当者は、近隣の医療機関に電話をして「うちの会社の従業員の健康診断を受けてもらえますか」と尋ねればよいのです。

医療機関が決まれば、健康診断担当者は従業員に「いつまでにこの医療機関で健康診断を受けてください」と通知するだけです。

おすすめの時期を考えてみる

それでは企業の健康診断のおすすめの実施時期を考えていきましょう。

4、5月をおすすめする理由

多くの企業にとって4、5月は、事業年度替わりや人事異動の直後になるので、忙しくなります。1年で最も社内がバタバタしている時期なのではないでしょうか。

そのため4、5月に健康診断を実施する企業は多くありません。したがって医療機関の健康診断スケジュールは空く傾向にあります。

そこで、事業年度や人事異動の時期が4月ではない企業には、健康診断を4、5月に実施することをおすすめします。

医療機関が空いていれば待ち時間が短くなるので、受診者(企業の従業員)は早く検査を終えることができます。

4、5月をおすすめしない理由

4月に事業年度替わりや人事異動を行っている企業は、健康診断を4、5月に実施しないほうがよいでしょう。受診する従業員から「この忙しい時期に健康診断を設定しなくてもいいのに」と思われてしまうかもしれません。

また、健康診断担当者の人事異動が4月にあった場合、4、5月に健康診断を実施していると関連業務に支障が出てしまうかもしれません。

夏におすすめする理由

6月は、4、5月の年度替わり直後の忙しさが一段落するので、おすすめできる時期の1つといえます。

4月に健康診断担当者の人事異動があっても6月実施なら滞りなく準備できるでしょう。

また健康診断では、受診者は検査着に着替えます。

そのため夏は薄着になるので着替えが楽になります。これは些細なことに感じるかもしれませんが、実際に健康診断を受ける段になると案外気になるところです。

夏におすすめしない理由

夏はレジャーの季節なので、従業員が長期休暇を取ることが多くなるでしょう。そのため7、8月に健康診断を設定してしまうと、従業員が受診を面倒に感じてしまうかもしれません。旅行と健康診断の日程が重なってしまったら、旅行を優先してしまうかもしれません。

もちろん、健康診断の日程を変更することもできますが、それは健康診断担当者の手間を増やすことになります。健康診断担当者は受診者(従業員)と医療機関の両方のスケジュール調整をしないとならないからです。

企業の健康診断担当者は受診率を高めないとなりませんが、レジャー時期はその阻害要因になります。

秋におすすめする理由

秋なら、4月から半年ほどすぎているので社内が落ち着いていますし、夏のレジャーシーズンを回避できるのでおすすめです。

秋におすすめしない理由

秋に健康診断を実施するデメリットは、人気の時期なので医療機関が混雑することです。

医療機関の健康診断受診者が増えると、待ち時間が長くなってしまいます。感染症対策も含めて、できるだけ混雑は避けたいところです。

そして受診者が増えると医療機関が健康診断結果をまとめるのに時間がかかり、企業の健康診断担当者への報告に時間がかかります。健康診断担当者の事務処理が停滞してしまうことになります。

冬はあまりおすすめできない

冬におすすめする理由とおすすめしない理由は秋とほとんど同じです。

ただ、冬独自の特徴があって、例えば人々が厚着をするので医療機関で検査着に着替えるとき手間がかかることがあります。それと単純に、人は寒いときに外出したくないと思います。これらはいずれも受診意欲を低下させる要因になるので、受診率に影響を与えるかもしれません。

また冬場はインフルエンザの流行が懸念されます。健康診断を受ける医療機関がインフルエンザ患者を多く受け入れている場合、健康診断の受診者の感染リスクが上がる可能性があります。

まとめに代えて~数年かけていろいろ試してみては

健康診断の実施は企業などの事業者の義務なので、健康診断担当者としてはなんとしても受診率100%を達成したいところでしょう。

そのためには適切な時期に健康診断を実施することが求められます。しかし適切な時期は企業によって異なります。

そこで提案したいのが、数年かけて実施時期を変えて受診率や効率性を調べることです。医療機関側も効率よく健康診断を実施したいと考えているので、企業の健康診断担当者からの相談にのってくれるはずです。

もちろんヒロオカクリニックも、企業の健康診断担当者様からのご相談を歓迎しております。

健康診断担当者と受診者(従業員)にとって最もよい時期を探してみてください。

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