【新宿で人間ドック】「時間が取れない」人にこそ受けてほしい

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人間ドックの適齢期おおむね40歳以上と考えることができるのですが、受けたことがない人や、受けてから大分時間が経ったという人は意外に多いと思います。

もし受けない理由が「忙しく時間が取れないから」というものであれば、新宿駅チカで人間ドックを受けられるのなら、いかがでしょうか。

ヒロオカクリニックは、新宿人間ドックを受けることができる医療機関です(*1)。

当院はJR新宿駅から徒歩7分の場所にあり、スタンダード人間ドックの他、がん検査を充実させた精密ドックや、心臓病リスクを調べる心臓ドック、胃内視鏡ドックも行なっています。

この記事では、人間ドックを受けるメリットについて考えてみます。

人間ドック適齢期を40歳以上とした根拠

人間ドックは何歳でも受けることができますが、若くて健康であることがはっきりしている人が受けるメリットはそれほど大きくありません。人間ドックは公的医療保険が使えないので、お金の負担が小さくないからです。

ただ若くて健康な人や、健康だと思っている人も、通常の健康診断や健康診査は受けるようにしてください。

では何歳が、人間ドックの適齢期といえるのでしょうか。

35歳という医師もいますが、40歳は1つの目安になると考えます。40歳以上を提案する根拠は、新宿区が行っているがん検診の対象年齢です(*2)。

新宿区のがん検診の対象者は次のようになっています。

 

<新宿区のがん検診の種類と対象者の年齢>

がん検診の種類 対象者
胃がん(胃部X線)検査 40歳以上
胃がん(胃内視鏡)検査 50歳以上
大腸がん検査 40歳以上
肺がん(胸部X線)検査 40歳以上
肺がん(胸部X線+喀痰)検査 50歳以上
子宮頸がん検査 20歳以上
乳がん検査 40歳以上
前立腺がん 50歳以上

 

多くの検査が40歳以上で、より精密な検査は50歳以上に設定されています。

新宿区は検査のメリットとコストを考慮して年齢設定をしているはずなので、この年齢には一定の合理性があると考えられます。

人間ドックを受けない理由1位は「時間がない」から

厚生労働省の「健診(健康診断や健康診査)や人間ドックの受診状況調査」によると、健診・人間ドックを受けない理由の第1位「心配な時はいつでも医療機関を受診できるから」の33%でした(*3)。

ただこれは、20代30代や70代80代も含む数字です。

人間ドック適齢期が始まる40代(40~49歳)の、健診・人間ドックを受けない理由の第1位は、圧倒的に「時間がとれなかったから」(40%)でした。

50代の「時間が取れなかった」も29%と高率で、2番目に多い数字です。

40代50代ともなると会社で重要なポジションに就くので、忙しいビジネスパーソンが、健診や人間ドックの必要性を認識しながらも、時間が取れない姿が想像されます。

すべての結果は以下のとおりです。

<年齢階級別にみた健診や人間ドックを受けなかった理由(単位:%、複数回答、20歳以上、2010年)>

年齢階級 知らなかった 時間がとれなかった 場所が遠い 費用がかかる 検査が不安 医療機関に入通院していたから 毎年受ける必要性を感じない 健康状態に自信があり、必要性を感じない 心配な時はいつでも医療機関を受診できる 結果が不安 面倒
総数 5 23 2 18 4 10 9 11 33 5 18
20~29歳 12 24 2 25 3 2 10 18 20 2 24
30~39歳 7 35 2 32 4 3 8 11 21 4 21
40~49歳 4 40 3 25 5 5 8 9 22 7 24
50~59歳 2 29 2 19 5 8 9 10 32 8 22
60~69歳 2 15 2 12 3 13 11 11 43 6 16
70~79歳 2 6 2 6 2 20 9 9 47 4 11
80歳以上 2 2 3 2 1 25 6 6 50 2 9

 

ここでもう1つ注目したいのは、「面倒だから」という理由が意外に多い点です。40代では24%、50代では22%にもなります。

こうした数字から、面倒くさくなく時間もかけずに受診できるなら、「人間ドックを受けてもよい」と考えている40代50代は多いのではないかと推測できます。

それでこの記事で、新宿で人間ドックを受けられるクリニックがあります、と案内しているわけです。

人間ドックの効果とは

先ほどの表の「総数」をみてください。

「毎年受ける必要性を感じない」は9%、「健康状態に自信があり、必要性を感じない」は11%、「面倒」は18%となっています。

これらは人間ドックのメリットをそれほど感じていない層といえ、決して少なくない印象があります。

しかし人間ドックを受けるメリットは、決して小さくありません。

1つの検査施設で、がんを年平均14件みつけている

公益社団法人日本人間ドック学会が2015年に、人間ドック全国集計成績報告というレポートを公開しました(*4)。調査対象期間は2014年の1年間です。

これを読むと、人間ドックがさまざまな病気を発見していることがわかります。

病院などの561の検査施設で行った人間ドックや健診のがん検診で、がんが発見された件数は年8,084件になりました。

つまり1つの検査施設で1年間で14件(=8,084÷561)のがんを、がん検診で発見していることになります。

人間ドックなどのがん検診でみつかるがんの種類は、男性は1位胃がん、2位大腸がん、3位前立腺がん、4位肺がん、5位食道がん、女性は1位乳がん、2位大腸がん、3位胃がん、4位子宮がん、5位肺がん、でした。

93%の人が何らかの異常を抱えていることがわかる

このレポートには、さらに興味深い数字があります。

2014年に659施設で3,131,637人が人間ドックなどを受け、すべての項目で異常なしと出たのは7%にすぎませんでした。

これはつまり、「なんらかの異常を抱えている人が93%いることが人間ドックなどでわかったこと」ことを意味します。

これらの数字は、「時間がないから」「面倒だから」「受ける必要性を感じないから」という理由で人間ドックを受けないことのリスクの高さを物語っている、といえそうです。

まとめ~「新宿に寄るついで」を利用してみては

忙しいビジネスパーソンだと「人間ドックを受けると半日つぶれてしまう」と考えてしまうかもしれません。

しかし、人間ドック適齢期になると、受けないリスクが高くなる可能性があるので、半日つぶしてでも得られるメリットを真剣に検討してみてください。

ヒロオカクリニックは、東京の人流のまんなかで人間ドックが受けられるクリニックです。

新宿に寄るついでに利用してみてはいかがでしょうか。

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