PCR検査が保険適用となる場合とならない場合を解説

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PCR検査の受診方法は、受診者様が全額自己負担する自費と、公的医療保険が使える保険適用2通りあります。

保険適用なら3割負担になるので「安い」と感じるかもしれませんが、全員が対象になるわけではありません。

 

新型コロナウイルス感染症拡大対策においてPCR検査はとても重要な役割を担っています。

PCR検査の保険適用のルールについて解説します。

 

 

保険適用なら実質無料になる

 

まずは保険適用のPCR検査について解説します。ここでは新宿区のケースを紹介しますが、他の自治体も概ね同じです。

 

 

公費負担とは

 

保険適用でPCR検査を受けるときの検査費用は、検査本体が18,000円で、検査判断料が1,500円になります。総額19,500円になり、その3割負担は5,850円になります。

ただ、保険適用のPCR検査に限り、その5,850円は国が負担します。そのことを公費負担といいます。

したがって保険適用のPCR検査は、受診者様は実質無料で受けられることになります。

 

しかし医療機関では初診料や再診料が発生します。初診料または再診料には公費負担はないので、こちらは受診者様が3割負担することになります(*1)。

 

 

条件は発熱などの症状があること

 

保険適用のPCR検査の対象者の第1条件は、発熱などの症状がある人です。

新宿区民などの都民は、コロナ感染症が疑われる症状が出たら、

1)かかりつけ医

2)地域の身近な医療機関

3)東京都発熱相談センター(03-5320-4592)

のいずれかに、電話相談をします(*2)。

 

電話で受診する医療機関が決まったら、そこへ行きます。

受診の結果、コロナ感染症の疑いがあって受診が必要と判断されたら、PCR検査センターに行ってPCR検査を受けます。

これが、保険適用のPCR検査になります。

検査の結果、陽性(感染の可能性あり)だった場合、入院または宿泊療養などを行います。

 

医師の案内が必要

 

PCR検査センターを受診するには、医師による案内が必要です。医師(医療機関)から、診療情報提供書、予診票などを受け取って、健康保険証を持って、PCR検査センターに行くことになります(*3)。

 

濃厚接触の可能性がある場合

 

コロナ感染症は、感染しても無症状の場合があります。しかし、無症状でも感染の可能性があれば、PCR検査を受けて感染の有無を確定させる必要があります。

そこで、症状がなく、感染者と濃厚接触するなどの「心配」や「不安」があれば、新型コロナコールセンターに電話をします(新宿区民など都民の場合)。電話番号は、0570-550571です。

 

 

自費のPCR検査をどう活用するか

 

保険適用のPCR検査は、大前提として症状がないと受けることができません。

しかし人によっては、無症状で、なおかつ濃厚接触がないものの、感染を心配すると思います。

そのような方は、医療機関が行っている、自費でのPCR検査を受けてみてはいかがでしょうか。保険適用ではないので(自費なので)、検査費用は全額受診者様が負担します。

 

ヒロオカクリニックも自費PCR検査を行っていて、費用は税抜20,000円です。この費用に、医師の診察料と結果報告書代が含まれます。

 

 

心配しすぎに注意、PCR検査には限界がある

 

自費のPCR検査は「なんとなく心配」という理由でも受けることができますが、心配しすぎることに注意してください。特別な事情がないのに、頻繁にPCR検査を受けることはおすすめできません。

 

コロナは市中感染することもあるので、不要不急の外出を自粛しているだけでは、感染リスクをゼロにすることは不可能だからです。普通のコロナ対策をしていれば「なんとなく心配」になることは、頻繁に起こります。

 

またPCR検査で陰性判定が出ても、100%感染していないと断定できるわけではありません。PCR検査は、唾液や鼻の奥の粘膜を採取して行いますが、感染していても、そのなかにコロナが入っていなければ、陰性と判定されます。

 

例えば、重要な仕事で人と会わなければならないとき

 

では、自費のPCR検査はどのように活用したらよいのでしょうか。

まだ一度もPCR検査を受けたことがない人は、濃厚接触がなくて無症状でも、受診してもよいかもしれません。感染しても無症状の場合があるからです。

 

また、会社員の方で、重要な仕事でどうしても複数の人と実際に会わなければならないときや、県を跨いでの移動が必要な時などは、自費のPCR検査は有効です。

陽性であれば、すぐに隔離などの対策が取れるというメリットがあります。

また、陰性判定は、先ほど紹介したとおり、100%の非感染を証明するものではありませんが、それでもPCR検査をしていない人や陽性の人より、安全である確率が高いといえます。その状態で複数の人と会うことは、倫理的に正しいともいえるでしょう。

 

 

まとめ~用途が異なる検査と考えて

 

保険適用でも自費でも、PCR検査であることには違いありません。PCR検査にはいくつか方法がありますが、保険適用と自費で同じ検査が行われることもあります。

保険適用のPCR検査と自費のPCR検査は、用途が異なると考えてよいでしょう。

保険適用のPCR検査は、コロナ感染症のリスクが高くなったときに行います。

自費のPCR検査は、リスクは高くないものの、不安が募ったときや、仕事などで陰性判定を受ける必要があるときに行います。

 

 

 

新宿区でPCR検査実施中:ヒロオカクリニックのPCR検査について詳しくはこちらから

PCR検査の受診方法は、受診者様が全額自己負担する自費と、公的医療保険が使える保険適用2通りあります。
保険適用なら3割負担になるので「安い」と感じるかもしれませんが、全員が対象になるわけではありません。
新型コロナウイルス感染症拡大対策においてPCR検査はとても重要な役割を担っています。
PCR検査の保険適用のルールについて解説します。

保険適用なら実質無料になる

まずは保険適用のPCR検査について解説します。ここでは新宿区のケースを紹介しますが、他の自治体も概ね同じです。

公費負担とは

保険適用でPCR検査を受けるときの検査費用は、検査本体が18,000円で、検査判断料が1,500円になります。総額19,500円になり、その3割負担は5,850円になります。
ただ、保険適用のPCR検査に限り、その5,850円は国が負担します。そのことを公費負担といいます。
したがって保険適用のPCR検査は、受診者様は実質無料で受けられることになります。

しかし医療機関では初診料や再診料が発生します。初診料または再診料には公費負担はないので、こちらは受診者様が3割負担することになります(*1)。

条件は発熱などの症状があること

保険適用のPCR検査の対象者の第1条件は、発熱などの症状がある人です。
新宿区民などの都民は、コロナ感染症が疑われる症状が出たら、

1)かかりつけ医
2)地域の身近な医療機関
3)東京都発熱相談センター(03-5320-4592)

のいずれかに、電話相談をします(*2)。
電話で受診する医療機関が決まったら、そこへ行きます。

受診の結果、コロナ感染症の疑いがあって受診が必要と判断されたら、PCR検査センターに行ってPCR検査を受けます。
これが、保険適用のPCR検査になります。
検査の結果、陽性(感染の可能性あり)だった場合、入院または宿泊療養などを行います。

医師の案内が必要

PCR検査センターを受診するには、医師による案内が必要です。医師(医療機関)から、診療情報提供書、予診票などを受け取って、健康保険証を持って、PCR検査センターに行くことになります(*3)。

濃厚接触の可能性がある場合

コロナ感染症は、感染しても無症状の場合があります。しかし、無症状でも感染の可能性があれば、PCR検査を受けて感染の有無を確定させる必要があります。
そこで、症状がなく、感染者と濃厚接触するなどの「心配」や「不安」があれば、新型コロナコールセンターに電話をします(新宿区民など都民の場合)。電話番号は、0570-550571です。

自費のPCR検査をどう活用するか

保険適用のPCR検査は、大前提として症状がないと受けることができません。
しかし人によっては、無症状で、なおかつ濃厚接触がないものの、感染を心配すると思います。
そのような方は、医療機関が行っている、自費でのPCR検査を受けてみてはいかがでしょうか。保険適用ではないので(自費なので)、検査費用は全額受診者様が負担します。

ヒロオカクリニックも自費PCR検査を行っていて、費用は税込14,850円です。この費用に、医師の診察料と結果報告書代が含まれます。詳細はこちら

心配しすぎに注意、PCR検査には限界がある

自費のPCR検査は「なんとなく心配」という理由でも受けることができますが、心配しすぎることに注意してください。特別な事情がないのに、頻繁にPCR検査を受けることはおすすめできません。
コロナは市中感染することもあるので、不要不急の外出を自粛しているだけでは、感染リスクをゼロにすることは不可能だからです。普通のコロナ対策をしていれば「なんとなく心配」になることは、頻繁に起こります。
またPCR検査で陰性判定が出ても、100%感染していないと断定できるわけではありません。PCR検査は、唾液や鼻の奥の粘膜を採取して行いますが、感染していても、そのなかにコロナが入っていなければ、陰性と判定されます。

例えば、重要な仕事で人と会わなければならないとき

では、自費のPCR検査はどのように活用したらよいのでしょうか。

まだ一度もPCR検査を受けたことがない人は、濃厚接触がなくて無症状でも、受診してもよいかもしれません。感染しても無症状の場合があるからです。
また、会社員の方で、重要な仕事でどうしても複数の人と実際に会わなければならないときや、県を跨いでの移動が必要な時などは、自費のPCR検査は有効です。
陽性であれば、すぐに隔離などの対策が取れるというメリットがあります。

また、陰性判定は、先ほど紹介したとおり、100%の非感染を証明するものではありませんが、それでもPCR検査をしていない人や陽性の人より、安全である確率が高いといえます。その状態で複数の人と会うことは、倫理的に正しいともいえるでしょう。

まとめ~用途が異なる検査と考えて

保険適用でも自費でも、PCR検査であることには違いありません。PCR検査にはいくつか方法がありますが、保険適用と自費で同じ検査が行われることもあります。
保険適用のPCR検査と自費のPCR検査は、用途が異なると考えてよいでしょう。
保険適用のPCR検査は、コロナ感染症のリスクが高くなったときに行います。
自費のPCR検査は、リスクは高くないものの、不安が募ったときや、仕事などで陰性判定を受ける必要があるときに行います。

新宿 ヒロオカクリニックでは無症状の方を対象とした自費の新型コロナウイルスPCR検査(唾液)を2種類 実施しております。①PCR検査(医師の診察・結果報告書代込):税込14,850円、②PCR検査(医師の診察・結果報告書代込、変異株のスクリーニング検査対応、国内最大手の検査機関に委託):税込22,000円。詳細はこちら

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